直火手廻し焙煎のおてんきコーヒーです

こんにちは。山梨県南アルプス市のおてんきコーヒーです。

2019年にカフェをオープンし営業する傍ら、厨房のコンロでコーヒーの焙煎も始めました。

初めは本当に真似ごと程度のスタートでしたが、自分たちが直火で焙煎したコーヒーがとてもおいしかったのです。それがキッカケで少しずつ焙煎の練習や研究を重ね、

2020年より自家焙煎珈琲店としてスタートを切りました。
最近は「おてんきさん」と親しみを込めて呼んでくださる方も増えてきました。

コーヒーは産地から生の豆を仕入れ、それを焙煎して火を通すことで香ばしく茶色いコーヒー豆となります。

焙煎方法には、直火網を使った直火焙煎、ドラム型の窯をつかった熱風焙煎、ドラムの一部を網状にし直火も当てながらの半熱風焙煎の3つの方法があります。

直火焙煎は直接コーヒー豆に火が当たる事で熱をしっかり通すことができます。

するとコーヒーらしい香りが立ち、後味に甘さが長く残る味わいを楽しめるのです。

しかし少量ずつしか焙煎できず効率はとても良くないのですが、風味や味わいを一番に直火焙煎を選びました。

では、なぜわざわざ手で回すのか?と聞かれることもあります。

ただ単に自分で回したいという少し子供っぽいような気持ちもあるのも事実ですが。

少量ずつ直接火に当てるからこそ、火加減や火の当たり具合がとても重要なのです。

例えば同じ産地であっても、同じ豆の組み合わせは二度とないですし焙煎の状況はその都度微妙に異なってきます。

手で回すからこそ焙煎器もシンプルな構造で済み、回す早さや火加減を細やかに対応もできるのです。

1オーダー1焙煎、毎回1本勝負で真剣に豆と向き合って焙煎しています。

おてんきコーヒーで心もおてんきに。素敵なコーヒータイムをお過ごしください。